ふとした瞬間がどうとか、記憶と記録がどうとか、色々考える事はあります。
でもそれ以前に具体的な出て来た作品そのものが持つ強さに魅力を感じてしまう。
それがその作品の持つ魅力なのではないか、と。
それは音楽を聴いたときに感じるそれと似ている。
その音楽の構造、制作における背景、其の他作品の周りにはいっぱいあるのだけれど、それよりもその音楽の持つ力強さ、そのもの。その存在に身体は惹き付けられる、そんな時がある。
その曖昧で定義付けられない様な存在は確かにあり、それが実現出来たとき、何か身体の中でじわじわと沸き上がる感覚がある。自己の意識の中の言葉にならないものが具体的な作品として目の前に現れたその時に。その正体がなんであれ、作品を作り続けるとたまにこんな感覚が得られる。もしかしたらその一瞬の為に作っているのかもしれない。
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